このブログではレチノールマニアの私が、コスパの良いレチノールクリームを探して体験し、レビューしています。
今回はグアム土産として大人気の、ビタミンワールドのレチノールクリームを試してみました。
このクリームは最近知ったのですが、レチノール濃度が高いのにお手軽価格でビックリ！
デメリット
- 香りが強い
- 保湿力が足りない
- ジャータイプなので劣化が心配
メリット！
- 日本では処方箋が必要なレベルの高濃度レチノールクリーム
- 高濃度なのに、プチプラ価格
- 高濃度だけど、副作用（レチノール反応）が少なめ
ビタミンワールドレチノールクリームの評価
- 日本では処方箋が必要なレベルのレチノール濃度でありながら、プチプラ価格という点が最大の魅力。「シワ改善クリームは高いから・・・」とあきらめていた人も、始めやすくて続けやすい価格です。
- 日本で市販されているものよりもレチノール濃度が高いため、その分、効果も期待できます。
- さらに、高濃度なのに、副作用が少なめな点も、手を出しやすいポイントとなっています。
- 人によっては、保湿力が物足りなく感じることもあるので、オイルや他の保湿アイテムを足して使うのがおすすめです。
- 安いのでボディにも惜しみなく使える点も、魅力。ザラザラのお尻やひじ、かかとにも使ってみてください。
こんな方におすすめ
- 本格的なエイジングケアがしたいけど、高級化粧品やエステは高くて続かない人
- レチノールクリームに興味があるけど、副作用が心配な人
- 最近どんな化粧品を使ってもトラブルが改善しないという人
ビタミンワールドレチノールクリームを体験！使い方と使用感をレビューします！
管理人の肌タイプ
年齢：46歳
肌質：乾燥肌
肌悩み：たるみ・毛穴の開き・シワ・シミ・くすみ
特徴：皮膚が薄いため、たるみやすくシミができやすい。年齢より老けて見られる。
ビタミンワールドレチノールクリームを3ヶ月使い続けた私が、使用感レビューや使い方を解説します。
使い方のポイント
- 使う順番は、化粧水の後。乳液や保湿クリームの前。乳液やクリームを先に使うと、レチノールが浸透しにくくなります
- ただし、副作用（レチノール反応）を感じた場合は、順番を変えたり、量を減らして徐々に肌に慣らしていきましょう。
- オイルと混ぜると、ふっくらする！
- エンビロンのトーナーと混ぜて使うと、さらにツルッツルに！！
重めのテクスチャだが伸びが良くサラッと馴染む
ビタミンワールドレチノールクリームは、ニベアみたいな重めのテクスチャー。
ですが、肌につけてみると意外と伸びがよくてベタベタ感を残さずサラッと馴染みます。
気になるおでこのシワにも・・・
シワの溝を伸ばすように、しっかりと塗り込みます。
ツルツル、スベスベになってきた。ビタミンワールドレチノールクリームを使う順番は？
オススメなのは化粧水の後。
説明書には、以下のように書かれているので、クレンジング後直接塗っても良いのかな？
Apply a small amount to face at bedtime. after cleansing.（クレンジング後や就寝前に、少量を適用します。）
大切なのは、乳液や保湿クリームの前に使うという点です。
乳液や保湿クリームの後だと、油分が邪魔してレチノールの浸透が悪くなります。
いつも使っている保湿化粧品がある場合は、レチノールクリームの後に使いましょう。
ビタミンワールドレチノールクリームの使用量は？
説明書きを見ると、「small amount（少量）」使用とのこと。
少量ってアバウトですよね・・・
私が使っているのはパール2粒くらい。
使いすぎかもしれませんが、レチノール反応は出てないし、お肌の調子が良いのでこの量で続けています。ビタミンワールドレチノールクリームの副作用（レチノール反応）はどうだった？
ビタミンワールドレチノールクリームは、エンビロンのレベル2か3に匹敵するほどの濃度と聞いたことがあります。
ですので、ある程度のレチノール反応を覚悟していましたが、全く刺激を感じませんでした。
私はエンビロン経験者なので、レチノールに慣れていたせいもあるかもしれません。
ですが、他の人の口コミを見ても副作用は弱めのよう。
レチノール濃度が高い割には副作用が弱めなので、レチノール初心者も手を出しやすいと思います。
副作用（レチノール反応）がある場合は、無理せずに使い方を変えてみて
ビタミンワールドレチノールクリームを使って刺激を感じた場合は、無理せず使い方を変えてみましょう。
レチノール反応は、お肌にビタミンAが不足していることが原因で起こります。
ですので、徐々に肌に慣らしていくことが大切。
使う順番を変えてみる
レチノール反応を軽くする方法のひとつは、使う順番を変えてみること。
- 乳液やオイルと混ぜて濃度を薄くする
- 先に乳液や保湿クリームを使ってワンクッション置く
といった方法がおすすめです。
肌が慣れて刺激を感じなくなったら、化粧水の後に使ってみましょう。
使う量・頻度を減らしてみる
使う量を減らす、頻度を落とす方法もおすすめです。
皮膚科の先生に聞いたのですが、肌が受け入れられるビタミンAの量は人によって違うらしいです。
ですので、無理してたくさん塗れば効果が高まるとか、早く慣れるということでもないんですね。
最初は無理せず少量から、反応を見ながら使いましょう。
慣れるまでは毎日ではなく、週に2、3回から始めて様子見することも大切です。
使うタイミングは？
説明書きによると・・・
Apply a small amount to face at bedtime.（就寝時に少量を使用します）
と書かれているので、夜のみの使用が推奨されているようです。
ですが、私は朝も使っていました。
夜のみの使用が推奨されるのは、「レチノール」が光に弱くて分解されやすいから。
ですが、それは純粋レチノールの場合だと思います。
安定性が高い「酢酸レチノール」、「パルミチン酸レチノール」、「リノール酸レチノール」なら、紫外線に対しても安定しているはず。
ビタミンワールドレチノールクリームの成分は、安定性の高い「パルミチン酸レチノール」。
ということで、私は、朝も使ってます。
ただし、肌はレチノールのせいで敏感になっていますので、日焼け止めクリームは必ず使ってくださいね！
ビタミンワールドレチノールクリームを使うなら、紫外線対策はしっかりと！
ビタミンワールドレチノールクリームの使い方で特に注意が必要なのが紫外線対策。
レチノールには、肌のターンオーバーを促進させる効果があります。
老化した肌はターンオーバーが遅くなり新しい細胞に生まれ変わる力が衰えるため、さまざまなエイジングサインが現れます。
だから、レチノールでお肌のリズムを整えてあげるのはとても効果的。
ですが、普段よりもお肌が薄くなるのは事実です。
肌が薄くなればその分紫外線の影響を受けやすくなるので、紫外線対策はしっかりとしましょう。
レチノールという成分が紫外線に反応してシミができるわけではなく、レチノールで肌が薄くなっている為に紫外線の影響を受けやすくなっているということです。
よって、朝使わなければ紫外線対策はしなくてOKということではないので注意してくださいね。
おすすめの使い方：オイルと混ぜると保湿力が上がってふっくらする！
ビタミンワールドレチノールクリームは、保湿力がちょっと物足りなく感じました。
私が乾燥肌だからかもしれませんが、このクリームだけだと乾いてごわつきが気になりました。
ですので顔に使う場合は、オイルを数滴混ぜて使っていました。そうすれば程よく保湿されてふっくらします。
おすすめの使い方：エンビロンのトーナーと混ぜて使うと、さらにツルッツルに！！
エンビロンのトーナーと混ぜて使うとさらに効果がアップする気がします。
ビタミンワールドレチノールクリームのキー成分って、レチノール（ビタミンA）ですよね？
ビタミンAって、肌の表面ではなく触れることのできない奥のほうにあります。
肌トラブル改善には、肌にいかにビタミンAを入れ込んでいけるかというのが、ポイントに。
そこで、トーナーの登場です。
トーナーは、角質層を柔らかくしてビタミンAなどの有効成分を肌に浸透させやすくしてくれます。
ですので、効果がアップするというわけ。
トーナーを2、3滴垂らして・・・
クリームと混ぜ混ぜ・・・
馴染んだ後の肌は、ワントーン明るくなってツヤツヤに・・・お尻やひじ、かかとのザラザラ、首のブツブツには、効果てきめん！とにかくツルッツルになるので試してみてください。
ビタミンワールドレチノールクリームの香りはちょっと苦手だった・・・
ビタミンワールドレチノールクリームは、オロナインのようなニベアのような、ちょっと懐かしい香り。
嫌な香りというわけではないのですが、化粧品に香りがあること自体が苦手なので、無香料のほうが良いなぁと思いました。
「ビタミンワールドレチノールクリーム」のみんなの口コミ
良い口コミ
- 人生で一番のプルプ肌に！
- 毛穴や小ジワが目立たなくなった
- 稗粒腫が目立たなくなってきた
- ニキビがひどくならずに腫れも引きます。新しいニキビも出来ません。
- 肌がふっくらして、シワが目立たなくなった
悪い口コミ
- 効果がなかった
- 肌に合わなかった
- 香りが苦手
「ビタミンワールドレチノールクリーム」の口コミから分かること
口コミから分かること
- ハリ・弾力・ツヤが出る、毛穴が目立たなくなる、ニキビができなくなるなど、レチノールの効果をしっかりと感じている人が多い
- 一方で、効果が感じられないという人も一定数いる
- 効果の割にレチノール反応を感じている人は少なめ
- 安いので惜しみなく使える点も評価されている。ボディクリームとして使っている人も多い。
- 香りは賛否両論。懐かしい香りだし慣れれば気にならないという人もいるし、香りが強すぎてダメという人も。
効果が感じられない場合は、使う量を増やしてみて！
口コミでは賛否両論という印象で、レチノール効果をしっかりと感じている人もいれば、まったく効果がないというコメントも一定数ありました。
効果がないという人は、使う量を見直してみてください！ケチって少量しか使っていない場合、効果を感じにくくなります。
トラブルが気になるということは、それだけレチノール（ビタミンA）が足りていないということ。
ただでさえビタミンAが不足しているのに、毎日の紫外線でどんどん壊れていく・・・
これまでに作ってしまったビタミンAの借金を返しつつ、毎日壊れていく分を補給するのが美肌への近道。
借金がプラマイゼロからプラスになったあたりから美肌への実感がわいてきます。
そのためには、毎日ある程度の量をお肌に塗布しないといけません。
もちろん、赤みやピリピリ感などのレチノール反応がある場合は、少量から慣らす必要があります。
「刺激は感じないけど、効果もない・・・」という場合は、使う量を増やしてみることをおすすめします。
ビタミンワールドレチノールクリームは、日本では処方箋が必要なレベルの濃度
ビタミンワールドのレチノールクリームには、日本では処方箋が必要なレベルの濃度のレチノールが配合されています。
知り合いのエステティシャンによると、「多分エンビロンの2、3レベルのクリーム程度には入っているんじゃないかな？」と言うこと。
ホントなら結構な濃度ですし、それがこんなに安いなんてちょっと信じられないほどです。
ビタミンワールドはアメリカのサプリメント専門店でグアムには数店舗あり、お土産として大量に買って帰る人も多いんですって。
グアムで買えば、56ｇのクリームが6個セットで約6,000円。
1個1,000円程度で高濃度レチノールクリームが買えるなんて、日本では考えられませんよね？
残念ながらグアムに縁のない私は、通販で2,000円で買いました。
それでも、日本のレチノールクリームに比べたら考えられないくらい安い！
ビタミンワールドレチノールクリームの成分
ビタミンワールドレチノールクリームのメインの成分はレチノール。
レチノール濃度は、1オンス当たり「100000IU」で、日本だと病院で処方される医薬品レベルです。
全成分
Ingredients: Water, Propylene Glycol, Cocos Nucifera (Coconut) Oil, Glyceryl Stearate, Mineral Oil, Stearic Acid, Cetyl Esters, Propylene Glycol (and), Diazolidinyl Urea (and), Methylparaben (and), Propylparaben, Triethanolamine, iSopropyl Myristate, Retinyl Palmitate (Vitamin A), Cetyl Alcohol, Dimethincone, Fragrance, Tocopheral (Vitamin E), Tocopheryl Acetate(Vitamin E), Disodium EDTA, Yellow 10.
成分：水、プロピレングリコール、ココヤシオイル（ココナッツ）、ステアリン酸グリセリル、鉱油、ステアリン酸、セチルエステル、プロピレングリコール、ジアゾリジニル尿素、メチルパラベン、プロピルパラベン、トリエタノールアミン、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸レチニル（ビタミンＡ）、セチルアルコール、ジメチコン、香料、トコフェロール（ビタミンＥ）、トコフェロール、酢酸トコフェロール（ビタミンE）、EDTA二ナトリウム、黄色１０号
レチノールにもいくつか種類がありますが、ビタミンワールドのレチノールは「パルチミン酸レチノール」。
「パルチミン酸レチノール」とは？
レチノール（ピュアレチノールや純粋レチノールと表現されるもの）は、酸化しやすく安定性が低い成分です。
パルチミン酸レチノールは、レチノールの安定性を高めた成分。
ビタミンＡ誘導体とも呼ばれる成分で、安定性が高く副作用が少ないのが特徴です。
パルチミン酸レチノールは、副作用が少ない分、純粋レチノールに比べると効果も低め。
そうは言っても、ビタミンワールドレチノールクリームのレチノール濃度は、日本では処方箋が必要なレベル。
そこら辺でお手軽に買えるレチノール化粧品とは比べ物にならない！
ビタミンワールドレチノールクリームのメリット・デメリット
みんなの口コミと、私が実際にビタミンワールドレチノールクリームを使ってみた結果わかったメリットとデメリットをまとめてみました。
購入を検討している方は参考にしてみてくださいね。
デメリット
- 香りが強い
オロナインのような香りが苦手な人は苦手かもしれません。 - 保湿力が足りない
私が乾燥肌のせいか、これひとつだと保湿力が頼りない・・・オイルや他の保湿アイテムを足さないといけない点がデメリットに感じました。 - ジャータイプなので劣化が心配
ビタミンワールドのレチノールは、安定性の高い「パルチミン酸レチノール」なので心配いらないのかもしれませんが、空気に触れやすいジャータイプなのが気になりました。エアレスボトルやせめてチューブタイプだと、より安心かなと思います。
メリット！
- 日本では処方箋がないと入手できない高濃度レチノールクリーム
日本で市販されているものよりもレチノール濃度が高いため、その分、効果も期待できます。 - 高濃度なのに、プチプラ価格
ビタミンワールドレチノールクリームの最大のメリットがこれ。日本では考えられないくらいのプチプラ価格で、高濃度レチノールクリームが手に入ります。「シワ改善クリームは高いから・・・」とあきらめていた人も、始めやすくて続けやすい価格です。
- 高濃度なのに、副作用が少なめ
高濃度レチノールクリームは、赤味や皮むけ、ヒリヒリ感などのレチノール反応が心配。ですが、ビタミンワールドレチノールクリームは高濃度にもかかわらず、レチノール反応はほとんどありません。人にもよるかと思いますが、初心者でも始めやすいという点もメリットです。
まとめ
ビタミンワールドレチノールクリームが口コミで高評価なのは知っていましたが、エンビロン経験者の私は、正直なめてました。
「安かろう悪かろうって言うよね・・・」と思っていましたが、実際使ってみて「信じてなくて、ゴメンナサイm(__)m・・・」という気持ちに・・・。
安いのでボディにも惜しみなく使えるところも含めて、かなり満足しています。
「レチノールクリームを使ってみたいけど高くて・・・」と思っている人は、ぜひビタミンワールドレチノールクリームを試してみてください。
