レチノールクリームを使ってみたいと思っても、いざ購入しようとするとどれを選べばいいか迷ってしまいますよね?
刺激が強い成分ですから、「買ってみたけど失敗した・・・」なんてことになりたくない。。。
そんな人のために、選び方のポイントをまとめてみました!
この記事でわかること
- レチノールクリームの選び方
この記事のポイント!
- レチノール化粧品を選ぶ際には、濃度・種類・レチノール以外の成分・安定性や浸透性の工夫・パッケージ・価格帯などに着目して選ぶと良い。
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レチノールクリームの選び方
選び方のポイントは、以下の通りです。
レチノール化粧品の選び方のポイント
- 濃度が高すぎないこと
- レチノールの種類に注目
- レチノール以外の成分にも注目
- レチノールの安定性・持続性・浸透性を高める工夫がされているか
- 酸化を防ぐパッケージが採用されているか
- 使い続けられる価格帯であること
濃度が高すぎないものを選ぼう
早く効果を出したいからと言って、最初から高濃度のものを選ぶのは間違い!
レチノールで美肌になれるのは、肌が本来持っている力を活性化させるから。
ですが、あまりにも高い濃度で刺激を与えすぎると、肌を傷つけてしまいます。
レチノールの強い刺激に耐えることを肌に強いると、一番達成したい目的である「コラーゲンを活性化して美肌になること」にかける労力が手薄に・・・
ですから、焦らず、とにかく肌に刺激を与えないよう低い濃度のものから慣らしていくのが正解です!
少なくとも0.1%程度の濃度があれば、レチノールは肌に作用すると言われています。
最初は0.1%~0.3%程度のものを選ぶと、レチノールの効果を得つつ、お肌への炎症を抑えることができます。
レチノールの種類に注目!
レチノール(ビタミンA)には、いくつか種類があり、それぞれ効果や刺激に差があります。
レチノールの種類
- パルミチン酸レチノール
肌への刺激が少ないため、毎日のお手入れに取り入れやすい成分。浸透性も高い。紫外線に当たると壊れてくれる作用により、SPF20と同等の効果があると言われています。 - 酢酸レチノール
安定性の面ではパルミチン酸レチノールを下回るものの、浸透性が高く効果も高い。 - レチノール
パルミチン酸レチノールより効果が高く、肌質改善が望める。トレチノインより効果はマイルドなため、副作用のコントロールも可能。 - レチナール
レチノールより効果が高く、トレチノインより刺激が少ない。
- トレチノイン
レチノールの誘導体で、生理活性はレチノールの約50~100倍。効果は高いがその分刺激が強く副作用があるため、日本では処方箋が必要。耐性ができやすいため、長期使用には向かない。
レチノールの濃度もそうですが、種類によっても刺激や効果が違うので、自分のお肌の状態にあったものを選びましょう。
レチノール以外の成分にも注目
レチノールのほかに、ビタミン類などの抗酸化物質が豊富に含まれているものがおすすめ。
なぜかと言うと、これらの成分は酸化しやすいレチノールを守り、効果をサポートしてくれるから。
肌の代謝をサポートしてくれる成分も一緒に配合されているとなお心強いです。
一緒に配合されているとGood!な成分一例
- ビタミンC、B、Eなどのビタミン類
- 亜鉛などのミネラル類
- コエンザイムQ10、アスタキサンチン、β-カロテン、リコピンなどのカロテノイド
レチノールの安定性・持続性・浸透性を高める技術が採用されているか
安定性の低いレチノールの安定性を高める技術が採用されているかという点にも注目して選ぶようにしましょう。
また、レチノールがしっかりと作用するためには、お肌の奥まで浸透させる必要があります。
「リポソーム」や「ナノカプセル」などの技術が採用されたものを選ぶと、大事な有効成分を肌の奥に持ち運んでくれます。
酸化を防ぐパッケージが採用されているか
レチノールは、紫外線や酸素、温度の影響を受けやすく、壊れやすい成分。
遮光性の高さや極力空気に触れず最後まで使い切れるパッケージになっているかという点のも着目して選ぶのがおすすめです。
使い続けられる価格帯であること
レチノールは、使い続ければ続けるほど、お肌にビタミンAが貯蓄されて効果を発揮します。
ですので、奮発して高いものを選んでも続けることができないなら無意味・・・
半年使い続ければ何らかの変化を感じられるはずですので、お財布と相談して、少なくとも半年以上買い続けられるものを選ぶようにしましょう。
まとめ
レチノール化粧品は、長く使い続けてこそ効果を感じることができます。
そのため、ストレスなく使い続けられるよう、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
高濃度&高価格のものを選んでも続かなければ意味がないので、無理のない範囲で選ぶようにしましょう。
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